2016-01-01から1年間の記事一覧
「なぜRubyは許容可能なLISPなのか - 翡翠はコンピュータに卵を生むか」という記事が面白かった。 この記事の中でサンプルコードを使って、 プログラムの読みやすさを対比させていた部分があったので、 Clojureでやってみたくなった。 Ruby [1,2,3].map {|n|…
Clojureを設計したRich Hickeyさんのプレゼン Clojure Made Simple - YouTube を観た。 特に印象的なのは、Clojureを作るきっかけになった経緯を語ったくだり。 簡単にいえば、20年間Java/C++/C#でエンタープライズ系のソフトウェアを組んできたキャリアのあ…
Clojureを始めたきっかけはPaul Grahamの「ハッカーと画家」を読んでだった。 この本はそれこそ情熱的なLisp啓蒙本と言っていい。 言語仕様はまったく紹介されてないにも関わらず、何だかLispのすごさだけは伝わってきた。 感化され「ANSI Common Lisp」「On…
今月号のSoftware Designのvim特集を読んでいたら、ちょっとvim熱が上がった。 あましごりごりカスタマイズして使ってこなかったが、少しカッコよくしようかと。 vim-airlineてやつを思い出して使おうと思ってググってたら、lightlineというのが良さそうなの…
ファイルのリードと標準入力の扱いのメモ。 「プログラミング言語C」の例題にもあるword count的なものを作ってみる。 ソース leiningen環境にて $ lein new app t_stdin とやったあとにsrc/t_stdin/core.cljを編集。 (ns t-stdin.core (:require [clojure.j…
いやあClojure楽しす。 "Clojure for The Brave and True" (紙本)を購入して読んでいるのだが、この本はすばらしいね。 ノリが軽いが、内容はよく整理されていて、構成がしっかりしている。 あとから目次頼りにリファレンスとしても使える。著者の奥さんのイ…
ClojureからSwingを使って簡単な描画アニメーションを試してみるテスト。 ClojureはJavaの世界をかなり透過的にたたけるが、書き方のパターンさえ覚えてしまえば、コード量が全然少なくなるので、はっきり言ってJavaで書くよりラクだ(笑)。 とりあえず、上…
Clojureからjavax.swingを使い、GUIプログラミングをかじり始めつつ、Javaのメソッド呼び出しのやり方も練習もする。 Javaメソッドの呼び出し方 例えば、文字列Helloの長さを返す。 repl=> (.length "Hello") 5 これはJavaで"Hello".length()を呼びだしたと…
vimでClojureの開発が便利になるプラグイン vim-fireplace を導入してみた。 インストール 参照したサイト: http://blog.ieknir.com/blog/beginning-clojure-with-vim/ 自分はNeoBundleを使っているので、以下の2つのプラグインを.vimrcに追加しただけ。 c…
先週あたり、ひととおり「プログラミングClojure」を読み終えた。 この本は正直、分かりやすくない。 用語が統一されてない部分があったり、用語の説明がいまいち足りなく、 ネットで検索せんといかんかったり。 サンプルコードも面白い訳でもなく、かといっ…
再帰呼び出し。 練習がてら下記のような関数を作ってみる。 (myfunc 5 []) => [1 2 3 4 5] 考え方としては、 (myfunc 5, []) -> (myfunc 4, [5]) -> (myfunc 3, [4 5]) -> (myfunc 2, [3 4 5]) ... -> (myfunc 0, [1 2 3 4 5]) => 最後に[1 2 3 4 5]を返す …
マクロの使い方覚え書き。 まず、「プログラミングClojure」に出ていたノーマルな定義。 unlessというマクロ。 (defmacro unless [expr form] (list 'if expr nil form)) 実行結果 t-macro.core=> (unless false (println "1")) 1 nil t-macro.core=> (unles…
vimrcメモ。 Clojureのための設定も追加。 set nocompatible set runtimepath^=~/.vim/bundle/neobundle.vim/ call neobundle#begin(expand('~/.vim/bundle/')) NeoBundleFetch 'Shougo/neobundle.vim' NeoBundle 'guns/vim-clojure-static' NeoBundle 'kien…
プログラミングClojureに乗っていた例を写経実行したメモ。 関数を使わずに、再帰的にループするやり方。 (println (loop [result [] x 5] (if (zero? x) result (recur (conj result x) (dec x))))) 実行結果: [5 4 3 2 1] ループ分の構造としては (loop […
「プログラミングClojure」で出てきたサンプル。 user=> (filter (fn [w] (> (count w) 2)) (str/split "A fine day" #"\W+")) ("fine" "day") filter関数は、 (filter pred coll) コレクションcollの各要素に対して、条件をチェックする関数predを適応して…
さて、(for ...)はシーケンスを生成して返すが、これは遅延評価されるので、実際に使用されるまではシーケンスは生成されない。 REPL環境だと入力した式がその場で評価されるので、これが遅延評価されるものとは気づかない。 user=> (for [x (range 1 3)] (p…
「プログラミングClojure」で出てきたforループのサンプル。 (defn indexed [coll] (map vector (iterate inc 0) coll)) (defn index-filter [pred coll] (when pred (for [[idx elt] (indexed coll) :when (pred elt)] idx))) 実行結果: (index-filter #{\…
まずは、2次元配列的なものを作ってみる。 user=> (def aa [[1 \a] [2 \b]]) #'user/aa user=> aa [[1 \a] [2 \b]] これを、一個ずつ取り出してみる。 user=> (for [x aa] (println x)) [1 a] [2 b] (nil nil) で、上記[1 a]、[2 b]の第1要素だけをとりた…
Clojureを始めて1週間ちょいといったところか。 とりあえず本を読んでいる、ちょくちょく試してみている感じ。 ループのまわし方とかも、手続き型プログラミングと勝手が違って戸惑う。 ※Clojureのforは命令型言語のforループとは違うらしい。(リスト内包表…
「プログラミングClojure」を読んでClojureを学んでいる。 正直、この本は入門者向けではない…。著者の気持ちが先走りすぎている。 いやいや、面白いのは分かるけど、もうちょっと落ち着いて教えてくれよ。という感じだ。 まあ謎解きしながら読むのも面白い…
「7つの言語7つの世界」 を読んでClojureを始めた。 まったく思考がLISPerになってなく、すらすらプログラムが組める状態ではない。が、実に面白い。 Clojureの強力な点は、コレクションに対する操作を、非常に簡潔に書けるところだ。 まずはリスト。 リス…