PDP-11の磁気ディスク装置RK11の勉強メモ
PDP-11の磁気ディスク装置RK11の勉強メモ。 構成物は3つで下記の通り:
- ディスクコントローラ: RK11
- ディスクドライブ: RK05
- ディスクカードリッジ: RK03-KA
RK11ディスクコントローラには最大8台のドライブを接続できる。 また、RK11-DとRK11-Eと2種類ある。 前者は1word=16bit、後者は18bit単位でデータをアクセスする。
RK05ディスクドライブには交換可能なディスクカードリッジが1枚挿さる。ディスクのサイズは14インチ! ネットの写真を見ると大人が抱えて持つくらいな大きさ。
ディスクの論理的な構成は、現代のハードディスクとまったく一緒だ。 ディスク表面だけでなく裏面にもデータ記録に使う。1ディスク2面持っているということだ。
スペック:
- 1ディスクカードリッジ/ディスクドライブ
- 2面/ディスク
- 203シリンダ/ディスク
- 203トラック/面 (406トラック/ディスク)
- 12セクタ/トラック
- 256ワード/セクタ
RK11-Dの場合は1word=16bitなので、512バイト/セクタになる。
シリンダ、トラック、セクタの用語の意味は下記参照
参考資料
- Amazon.co.jp: はじめてのOSコードリーディング ~UNIX V6で学ぶカーネルのしくみ (Software Design plus): 青柳 隆宏: 本
- RK11 disk driveマニュアル
- DEC RK05 - Hard Disk Drivesの”RK05 Maintenance Manual”
以上。